一般社団法人 日本写真作家協会 Web写真展  Japan Photographers Association

2011年9月15日掲載





原 隆利
Takatoshi Hara


No.515


1948年   出雲市に生まれる。
1969年 初個展「斐伊川の情景…四季」
1971年 岡山県在住の写真家石津良介氏に師事。
1985年 第8回個展「山陰カントリー」東京ニコンサロンで開催。
1988年 第9回個展「神国出雲」。この年の「第25回太陽賞」最終ノミネート作品となる。
1991年 出雲市議会議員に当選。現在に至る。
1994年 写真集「新出雲百景」を出版。中国陝西省漢中市と文化交流を始める。
1995年 日本写真作家協会会員となる。
2002年 日中国交正常化30周年記念交流写真展を陝西省西安市、漢中市で開催。
2006年 写真集「10年後の百家族」を中国で出版。
2011年 第20回個展、大地への鎮魂歌「狭間」を、写真活動半世紀として東京ペンタックスフォーラムで発表。
現在 日本写真作家協会会員、中国漢中市撮影家協会名誉会員
出雲市議会議員 62歳

693-0074 島根県出雲市東林木町654
電話・FAX 0853-22-0800
E-mail: t-hara@icv.ne.jp



 ふるさと山陰に生まれて、還暦を過ぎた。小学生の頃に写真の手ほどきを受けて以来、写真創作活動を続けてきた。他に職業を持つ身で、それなりの写真を撮ろうと思うと、おのずと被写体は限られてくる。「見慣れた自分のふるさとが、感動をもってシャッターが押せるとき、本物の写真が撮れる。」と信じて写真道を追求してきた。

 犬の散歩をここ数十年欠かしたことがない。春から夏にかけてはすでに太陽が昇っている。秋から冬に至っては、未明の時間に散歩することになる。その時、もののけを感じて、立ち止まることが幾度かあった。それが今回の「狭間」撮影のきっかけである。夜から昼を迎えるその狭間である。秋から冬は気候が最も山陰らしくなる。重い雲、湿った空気、肌を刺す寒風、その全てが山陰独特の風土だ。神の存在も無視はできない。

 今回もそんな山陰の風土がテーマだ。未明の薄明かりの中で、自作の行燈を配して大地へのレクイエムとして風土を捉えた。デジタル写真全盛の現代だが、山陰の湿った空気感や、未明のハーフトーンの再現には、やはり銀塩写真がマッチする。



 大地への鎮魂歌「狭間」
 Requiem for the Earth - "Hazama", The Time between Night and Day


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各作品の著作権はすべて撮影者に帰属します。
二次使用は固くお断りいたします。

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